与謝野晶子/與謝野晶子 (6 句)
与謝野晶子(1878–1942)の名言 6 句。日文原文・繁中翻譯・Iku 老師の文法解說つき。
君 死に たまふ こと なかれ。
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日俄戰爭時,與謝野晶子寫給上戰場的弟弟的反戰詩。一個女詩人公開反戰,在當時是冒著生命危險。短短一句,千金重量。
金色の ちひさき 鳥の かたちして 銀杏 ちるなり 夕日の 岡に。
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明治・大正的女性詩人代表。歌集『恋衣』(1905) 收錄。一片一片飄落的金色銀杏葉,被她看成展翅的小鳥——秋天的逆光、時間的流動,濃縮在 31 個音裡。每到晚秋,日本人看到銀杏並木時腦裡就會自動響起這首。「ちひさき」=「小さき」、「ちる」=「散る」。
やは 肌の あつき 血潮に ふれも 見で さびしからずや 道を 説く 君。
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明治の浪漫主義歌人・与謝野晶子の歌集『みだれ髪』(1901) を代表する一首。23 歲の女性歌人が「自分の身体・愛・欲望」を堂々と詠んだ衝撃の和歌。明治の道徳優先の文壇を真正面から揺さぶった、近代日本女性文学の出発点と言える歌。 台灣人學習者へ:日語にも「言わずに済ませる文化」がある。だが詩歌の世界では晶子のように 真っ 直ぐぶつかる人もいた。学習中に「柔らかいけど熱い」自分の本音を、いつか日語で 表現できるよう 練習しよう。 句型重點: ・「やは 肌の」= 古語「柔らかな 肌」、「やは(柔)」は文語形。 ・「ふれも 見で」= 「ふれもしないで」、文語の否定接続「で」。 ・「さびしからずや」= 「寂しくないか」、文語の 反語表現「〜ずや」。
山の 動く 日 来る。かく 云へども 人 われを 信ぜじ。
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与謝野晶子の詩「そぞろごと」(1911)、平塚らいてうが 創刊した日本最初の 女性文芸誌『青鞜』創刊号 巻頭に 掲載。「ずっと 眠っていた 山(=日本の 女性たち)が、いま 動き出す」という、近代日本フェミニズム 宣言とも言える 歴史的名詩。続く「されど そは 信ぜずとも よし」(信じなくても 結構)の 気概が 圧巻。沒後 80 年以上、完全 public domain、青空文庫所収。 台灣人學習者へ:「人 われを 信ぜじ」=「他の人は私を 信じないだろう」と思いながらでも 言い 切る 覚悟。日語学習で「無理」と 言われても 続ける人は、晶子の 背中を 見ている。 句型重點: ・「来る」= 文語連体「来る」、N1 文学・標語頻出。 ・「かく」= 文語「このように」、N1。 ・「〜じ」= 文語の 否定推量「〜ないだろう」、N1 古典文法。 ・「云へども」= 文語逆接「言っても」、N1。
鎌倉や 御仏なれど 釈迦牟尼は 美男に おはす 夏木立かな。
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与謝野晶子 1904(明治 37)年 5 月の 作、歌集『恋衣』(1905) 所収。鎌倉の 大仏(高徳院の阿弥陀如来坐像、伝統的に 釈迦と 誤って 呼ばれた)を「美男でいらっしゃる」と 詠んだ、当時としては 大胆な 発想の歌。仏像を 美男と 呼ぶ 不敬と 批判もされたが、夏の 木立のなかに 静かに 座る 大仏を 見上げた 瞬間の 素直な感動を そのまま 31 音にした名歌。今も 鎌倉大仏 境内に歌碑がある。沒後 80 年以上、完全 public domain、青空文庫所収。 台灣人學習者へ:観光で 鎌倉を 訪れる時、晶子の 歌碑を 探すと旅が一段 深くなる。「美男におはす」という 表現を 覚えると、仏像・銅像・美術品を 褒める日本語が一つ 増える。 句型重點: ・「〜なれど」= 文語逆接「〜だが」、N1 古典・俳句頻出。 ・「おはす」=「いらっしゃる」の文語尊敬、N1 古典。 ・「〜かな」= 短歌・俳句の 切れ字、詠嘆、N1。 ・「夏木立」= 夏の 季語、文学頻出 N2。
清水へ 祇園を よぎる 桜月夜 こよひ 逢ふ 人 みな うつくしき。
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与謝野晶子 歌集『みだれ髪』(1901) 所収、京都の 桜の 夜を 31 音にした最有名歌の一つ。祇園から 清水寺へ 続く 夜桜の 下を 歩く時、すれ 違う人すべてが美しく 見えるという、桜の 魔法を 詠んだ歌。「桜月夜」は晶子の 造語として有名、桜と月夜の融合美。京都観光の 定番名歌、円山公園等に歌碑あり。沒後 80 年以上、完全 public domain、青空文庫所収。 句型重點: ・「よぎる」= 「横切る」の 古語形、N2-N1。 ・「こよひ」= 「今宵」の 歴史的仮名遣い、N1 古典。 ・「逢ふ」= 「逢う」の歴史的仮名遣い、N1 古典。 ・「うつくしき」= 「美しい」の文語形、終止形 / 連体形、N1。

