東京出身・在台 17 年・日本人親手寫的日文筆記
Iku老師Iku老師 日文50音・文法・JLPT・單字
N1敬語

うかがう=たずねる・たずねる・謙譲語けんじょうご

敬語うかが

拜訪/請教/聽(謙譲語Ⅰ)——「訪ねる・尋ねる・聞く」三個動詞共用的謙譲說法

ukagau

📖 說明

うかがう」一個字,同時是「拜訪」「請教」「聽(聽說)」三個意思的謙譲說法。

而且三義都不是網路傳說:文化審議會答申《敬語の指針》(平成19年2月2日/文化庁)在【特定形の主な例】裡直接寫著「伺う(←たずねる・たずねる・く)」,是官方文件白紙黑字列的謙譲語

【接續】うかがう 是五段ごだん動詞(G1)。 ・拜訪:〈場所・人〉にうかが/お+Vます形語幹+にうかが請教・聽:〈おはなし・お名前なまえ・ご意見いけん〉をうかが可能形うかがえます(指針第3章明記「うかがえる」)

【例】明日あした御社おんしゃうかがいます。(明天我去貴公司拜訪。)/お名前なまえうかがってもよろしいでしょうか。(可以請教您的大名嗎?)

🚫禁止・NG
【最重要的一條】謙譲語Ⅰ抬舉的是「動作要去的那個人」,所以沒有值得抬舉的對象時就不能用——指針舉的例子是「おとうとのところにうかがいます。」,並且明講那是「明らかな誤用」。

🧭 「うかがう(伺う)(拜訪・請教・聽到的謙讓語)」是什麼意思?

台灣的學習者常把「伺う」記成「很客氣的去/很客氣的問」,但這樣記,遲早會犯下面小測驗裡的錯。「伺う」真正的機制不是「客氣」,而是「方向」。 ① 它屬於哪一類敬語——《敬語の指針》把傳統的「謙譲語」拆成兩類,而「伺う」正是拆分時被拿來當招牌的那個詞(指針第1章:「例えば『行く』という意味の敬語である『伺う』と『参る』は,従来,謙譲語とまとめられているが,本答申では『伺う』を謙譲語Ⅰ,『参る』を謙譲語Ⅱとして区分けする」)。 謙譲語Ⅰ的定義原文是:「自分側から相手側又は第三者に向かう行為・ものごとなどについて,その向かう先の人物を立てて述べるもの」。翻成白話——你的動作有一個「去處」(=對象),這個敬語就是把那個去處的人抬高。 ② 為什麼一個字有三個意思——指針第3章【特定形の主な例】列出「伺う(←訪ねる・尋ねる・聞く)」,並在第2章加注:「(注)『伺う』は,『く(訪ねる)』のほかに『聞く』『尋ねる』の謙譲語Ⅰとしても使われる」。 ・たずねる(拜訪)→ 去處=你要去的那個人たずねる(詢問)→ 去處=你要問的那個人く(聽)→ 去處=你要聽的那個人 三個動作長得不一樣,但箭頭都指向同一種人,所以日文可以用同一個字包起來。這不是巧合,而是謙譲語Ⅰ的定義使然。 ③ 沒有「去處」就不能用——指針【補足ア-1】寫:「謙譲語Ⅰの場合,例えば『先生のところに伺います。』とは言えるが,『弟のところに伺います。』は不自然である」,後面的解說更直接判定「『弟のところに伺います。』は,明らかな誤用である」。弟弟不是要抬舉的對象,硬用反而錯。想講弟弟,就說「おとうとのところにきます」或謙譲語Ⅱ的「まいります」。 ④ 順帶把「お伺いする」這個老問題解決掉——「お伺いする」是在已經是謙譲語Ⅰ的「伺う」外面再套一層「お〜する」,形式上確實是二重敬語。但指針在「二重敬語」節列了一張【習慣として定着している二重敬語の例】,裡面就有「(謙譲語Ⅰ)お伺いする,お伺いいたす,お伺い申し上げる」。所以它是指針點名承認的例外,可以放心用

🔀 敬語對照

辭書形(基本形)うかが(五段動詞・G1)
丁寧形(實務上最常用)うかがいます
過去形うかがいました(已經去過了/已經聽說了)
て形うかがって(〜てもよろしいでしょうか/〜ております)
可能形(指針明記的形)うかがえる/うかがえます(おはなしうかがえますか)
否定形うかがいません/うかがえません(實務上多用可能形否定)
徵詢對方(商務最高頻)うかがってもよろしいでしょうか/うかがいたいのですが
習慣定着的二重敬語(指針認可)うかがいする/おうかがいいたす/おうかがもうげる
「ます」を伴わない形も可(謙譲語Ⅰの特徴)明日あした先生せんせいのところにうかがう(よ)。※謙譲語Ⅱの「参る」はこの形が不自然

🧱 用法與例句

1

① 拜訪(訪ねる・行く 的謙譲語Ⅰ)

去客戶公司、去老師家、去長輩那裡。中文的「拜訪」對到日文有好幾個詞,敬意最穩的商務講法就是這個。助詞用「に」(到某處)。

  1. 📍 商務電話

    明日あした御社おんしゃうかがいます。

    明天我去貴公司拜訪。

  2. 📍 行程說明

    来週らいしゅう、お客様きゃくさまのおたくうかが予定よていです。

    下週預定要拜訪客戶府上。

  3. 📍 約時間

    先生せんせいのところにうかがいたいんですが、ご都合つごうはいかがでしょうか。

    我想去老師那裡拜訪,請問您方便嗎?

  4. 📍 到府配送

    明日あした、おとどけにうかがってもよろしいでしょうか。

    明天我可以把東西送過去給您嗎?

2

② 聽・拜聽(聞く 的謙譲語Ⅰ)

把「聽到」「聽說」講得客氣。重點是:內容是從被抬舉的人那裡來的。這個用法常搭配「お話」「ご意見」「お噂」。

  1. 📍 演講後致謝

    先生せんせいから貴重きちょうなおはなしうかがうことができました。

    我得以從老師那裡聽到寶貴的一席話。

  2. 📍 初次見面

    うわさはかねがねうかがっております。

    久仰大名。

  3. 📍 轉述

    部長ぶちょうから、そのようにうかがっております。

    我從部長那裡是這樣聽說的。

  4. 📍 郵件結尾

    意見いけんうかがえればさいわいです。

    若能聽到您的意見就太好了。

3

③ 請教・詢問(尋ねる 的謙譲語Ⅰ)

向對方提問。櫃檯、電話、初次見面問名字,都是這個用法。指針第3章的特定形清單裡「尋ねる」和「聞く」是分開列的,所以「問」和「聽」兩種意思都算數。

  1. 📍 櫃檯・電話

    おそりますが、お名前なまえうかがってもよろしいでしょうか。

    不好意思,可以請教您的大名嗎?

  2. 📍 會議中

    一点いってんうかがってもよろしいでしょうか。

    可以請教您一個問題嗎?

  3. 📍 商務

    このけんについて、ご意見いけんをおうかがいします。

    關於這件事,想請教您的意見。

  4. 📍 業務洽談

    予算よさんについてうかがってもよろしいですか。

    可以請教一下您的預算嗎?

4

④ 商務高頻定型(背起來就能用)

「伺う」在日商幾乎都以固定句的形式出現。與其一句一句想,不如把下面這幾組整組背下來。注意可能形「伺えます」是指針明文承認的形。

  1. 📍 郵件

    のちほどお電話でんわにておうかがいいたします。

    稍後我再以電話向您請教。

  2. 📍 洽談

    くわしいおはなしうかがえますでしょうか。

    可以請您詳細說明一下嗎?

  3. 📍 電話應對

    担当者様たんとうしゃさまのお名前なまえうかがっております。

    (我方)正在請教負責人的大名。

  4. 📍 抵達櫃檯

    本日ほんじつ14うかが約束やくそくでした。

    我約好今天 14 點過去拜訪。

💬 例句 (8)

  1. 1

    明日あした、おとどけにうかがってもよろしいでしょうか。

    明天可以登門送達嗎?

  2. 2

    おそりますが、お名前なまえうかがってもよろしいでしょうか。

    不好意思,可以請教您的大名嗎?

  3. 3

    先生せんせいから貴重きちょうなおはなしうかがうことができた。

    從老師那裡聽到了寶貴的故事。

  4. 4

    来週らいしゅう、お客様きゃくさまのおたくうかが予定よていです。

    下週預定要拜訪客戶府上。

  5. 5

    意見いけんうかがえればさいわいです。

    若能聽到您的意見就太好了。

  6. 6

    うわさはかねがねうかがっております。

    久仰大名。

  7. 7

    明日あした御社おんしゃうかがいます。

    明天我去貴公司拜訪。

  8. 8

    一点いってんうかがってもよろしいでしょうか。

    可以請教您一個問題嗎?

🗣 會話例

實際對話中怎麼用。看誰對誰、在什麼場合說。

打電話跟客戶約拜訪時間
  • 営業

    あたらしいご提案ていあんがございますので、一度いちど御社おんしゃうかがいたいのですが。

    我們有新的提案,想去貴公司拜訪一次。

  • そうですか。では、来週らいしゅう水曜日すいようびはいかがでしょう。

    這樣啊。那麼下週三如何呢?

  • 営業

    ありがとうございます。では14うかがいます。場所ばしょをもう一度いちどうかがってもよろしいでしょうか。

    謝謝您。那我 14 點過去拜訪。可以再跟您確認一次地點嗎?

💡 同一段對話裡「伺う」出現了兩次,意思卻不一樣:第一個是「去拜訪」,第二個是「請教」。判斷方法看助詞——「〈場所〉に伺う」是去,「〈事情〉を伺う」是問。

櫃檯詢問訪客姓名
  • 受付

    おそりますが、お名前なまえうかがってもよろしいでしょうか。

    不好意思,可以請教您的大名嗎?

  • 山田商事やまだしょうじりんもうします。14約束やくそくいただいております。

    我是山田商事的林。約好 14 點見面。

  • 受付

    林様りんさまですね。担当たんとうものにおきしてまいりますので、少々しょうしょうちくださいませ。

    林先生是嗎。我去問一下負責的同仁,請您稍候。

💡 櫃檯問客人名字用「伺う」是對的(動作者是櫃檯自己)。但反過來要請客人去問別人時,指針明講不能說「担当者に伺ってください」,要改成「お聞きください」「お尋ねください」。

🆚 「伺う/参る/お邪魔する/訪ねる/拝聴する」的差別

說法中文敬語分類的根據抬舉的是誰
うかが拜訪/請教/聽謙譲語Ⅰ。《敬語の指針》【特定形の主な例】「伺う(←訪ねる・尋ねる・聞く)」你要去(問、聽)的那個人
まい去/來(只有移動的意思)謙譲語Ⅱ(丁重語)。指針<該当語例>「参る,申す,いたす,おる」正在聽你說話的人
邪魔じゃまする打擾了(登門到別人的空間)「お+和語動詞+する」的謙譲語Ⅰ一般形(指針第3章2(1)①)你要去的那個人。語感較口語、帶「不好意思打擾」
たずねる/拜訪/問・聽沒有敬語成分的中性動詞(「伺う」的原形就是這兩個)誰也不抬舉。對同事、家人用
拝聴はいちょうする拜聽(只有「聽」的意思)「拝〜」型的謙譲語Ⅰ(指針特定形清單同群的「拝見はいけんする(←見る)」「拝借はいしゃくする(←借りる)」為同型)你要聽的那個人。書面・演講致謝等硬場面

🎯 語感・使い分け

「伺う」「参る」「お邪魔する」都能翻成「去」,抬舉的對象卻不一樣 《敬語の指針》把過去籠統的「謙譲語」拆成兩類,而拆分時舉的例子正好就是這兩個詞: ・謙譲語Ⅰ=「伺う」型——「自分側から相手側又は第三者に向かう行為・ものごとなどについて,その向かう先の人物を立てて述べるもの」→ 抬舉你要去(要問、要聽)的那個人。 ・謙譲語Ⅱ=丁重語=「参る」型——「自分側の行為・ものごとなどを,話や文章の相手に対して丁重に述べるもの」→ 抬舉正在聽你說話的人。 指針【補足ア-2】提醒了一個很容易被忽略的差別:對「先生」本人講的時候,「先生のところに伺います」和「先生のところに参ります」兩句聽起來一樣有禮貌,因為<向かう先>和<相手>剛好是同一人。但當你對別人談起先生的時候,「参ります」抬舉的就不是先生,而是眼前的聽話者了。指針的 Q&A【13】把這件事講得更絕:對加藤老師說「明日は,田中先生のところに参ります」,並不能抬舉田中老師;要抬舉田中老師就得說「伺います」。 還有一個很少人知道的差別(指針【補足ア-3】):謙譲語Ⅰ可以不加「ます」——「明日先生のところにうかがう(よ)」這種對同事講的隨口形是成立的;但謙譲語Ⅱ「明日先生のところにまいる(よ)」指針說「不自然」。所以「伺う」其實比你想的更靈活。 關於「お伺いする」:形式上是二重敬語沒錯,但指針的【習慣として定着している二重敬語の例】把「お伺いする,お伺いいたす,お伺い申し上げる」整組列進去了,是官方認可的例外。網路上「お伺いします是錯的」這種說法,並不符合指針。
台灣人常錯的點

台灣學習者的三個卡點: ① 中文的「拜訪」「請教」「聽說」是三個不同的詞,所以很難相信日文用同一個字。但只要抓住「謙譲語Ⅰ=抬舉動作的去處」,三義其實是同一個機制。 ② 中文的敬語是「加不加『您』」的一維開關,日文卻是有方向的。因此台灣人最常犯的不是「不夠客氣」,而是把對方的動作講成「伺う」——那等於把對方壓低。 ③ 「伺う(うかがう)」和「窺う(うかがう)」同音。後者是「窺視・觀察」,跟敬語無關(「様子をうかがう」=觀察情況)。看到假名「うかがう」時,要靠句子判斷是哪一個。

🚧 台灣人最常犯的錯誤

這些錯誤多半來自中文的語感。看過一次就能避開。

  • ❌ 錯誤

    おとうとのところにうかがいます

    ⭕ 正確

    おとうとのところにきます/まいります

    💡 這是《敬語の指針》親自舉的例子。【補足ア-1】說「『先生のところに伺います。』とは言えるが,『弟のところに伺います。』は不自然である」,Q&A【13】的整理表更直接寫「④弟のところに伺います。→自分の弟を立てて述べることになるため,誤用となる」。謙譲語Ⅰ需要一個值得抬舉的去處,弟弟不是。想對聽話者講得鄭重,就用謙譲語Ⅱ的「参ります」,指針說那「全く問題のない用法」。

  • ❌ 錯誤

    (櫃檯對客人說)担当者たんとうしゃうかがってください

    ⭕ 正確

    (櫃檯對客人說)担当者たんとうしゃにおきください/おたずねください

    💡 《敬語の指針》Q&A【10】就是這一題。解說寫「『担当者に伺ってください』の『伺う』は謙譲語Ⅰである。したがって,客の動作に用いる敬語ではない」,而且「受付の人」自己這邊的擔當者反而被抬高了,方向剛好相反。同一則解說也提醒「担当者にお聞きしてください」「お尋ねしてください」同樣不行,因為那些也是謙譲語Ⅰ。

  • ❌ 錯誤

    部長ぶちょうはもうそのはなしうかがいましたか

    ⭕ 正確

    部長ぶちょうはもうそのはなしをおきになりましたか

    💡 「伺う」講的是自己這邊的動作。指針說謙譲語Ⅰ是用在「自分」或「自分の側の人物」的行為上,把部長的動作講成「伺う」,等於把部長要聽的對象抬高、把部長壓低。要抬舉部長本人,得換成尊敬語「お聞きになる」。這是台灣學習者最常犯的一類——敬意有了,方向錯了。

  • ❌ 錯誤

    社長しゃちょうにおうかがいになりますか

    ⭕ 正確

    社長しゃちょうにおきになりますか

    💡 「お〜になる」是尊敬語的形,可是塞進去的「伺う」本身是謙譲語Ⅰ,兩個方向互相打架。要注意的是「お伺いする」(謙譲語Ⅰ+謙譲語Ⅰ)是指針列名的定着二重敬語、可以用;「お伺いになる」(謙譲語Ⅰ+尊敬語)則是不同的東西,不成立。差一個字差很多。

🎓 Iku老師小教室

我在台灣教日文 17 年,敬語課我一定先把「客氣」這兩個字從黑板上擦掉,改寫成「箭頭」。因為中文的禮貌是一維的——加「您」、加「請」、加「麻煩」,愈多愈客氣;日文卻是有方向的,箭頭指錯了,講得再客氣也是錯的。「伺う」的箭頭指向你要去、要問、要聽的那個人;「参る」的箭頭指向正在聽你講話的人。上面第三、第四個常見錯誤,全都是箭頭指反了的例子。 第二件我一定會提醒的事:「伺う」是三義一體,不要拆開背。 很多同學把「拜訪」「請教」「聽說」當三個生詞記,結果考試時看到「お名前を伺う」就愣住——「名字怎麼可以『拜訪』?」判斷方法很單純,看助詞:「〈場所・人〉伺う」是去,「〈話・名前・意見〉伺う」是問或聽。上面的第一個會話例故意讓兩種用法在三句話裡都出現一次,就是要練這個。 最後一個實務建議:日商工作時,真正會被主管糾正的從來不是「你不夠客氣」,而是把對方的動作講成「伺う」。想確認自己有沒有講錯,就在心裡問一句——「這個動作是誰做的?」是自己做的,「伺う」放心用;是對方做的,立刻換尊敬語。這個自我檢查花不到一秒,卻能擋掉九成的敬語事故。

📝 小測驗

點選你覺得對的選項,馬上看解說。學完立刻檢查有沒有真的懂。

  1. Q1

    (櫃檯對訪客)おそりますが、お名前なまえを( )よろしいでしょうか。

  2. Q2

    對加藤老師談起另一位恩師田中老師,想抬舉田中老師時,哪一句正確?

  3. Q3

    關於「おうかがいする」,下列敘述哪一個符合《敬語けいご指針ししん》?

#敬語#謙讓#謙譲語Ⅰ#伺う#拜訪#請教#ukagau#N1#商業
最後更新:2026-08-02

🎯 動手練一練

📚 參考資料

  • 文化審議会答申《敬語の指針》(平成19年2月2日/文化庁)第2章 2「謙譲語Ⅰ(「伺う・申し上げる」型)」定義原文:「自分側から相手側又は第三者に向かう行為・ものごとなどについて,その向かう先の人物を立てて述べるもの」。<該当語例>「伺う,申し上げる,お目に掛かる,差し上げる/お届けする,御案内する」。
  • 同上 第2章 2【解説1】原文:「『先生のところに伺いたいんですが……。』と述べる場合,『先生のところに行きたいんですが(先生のところを訪ねたいんですが)……。』と同じ内容であるが,『行く(訪ねる)』の代わりに『伺う』を使うことで,『先生』を立てる述べ方になる」。同節(注)原文:「『伺う』は,『行く(訪ねる)』のほかに『聞く』『尋ねる』の謙譲語Ⅰとしても使われる」。※本頁「一詞三義」的根拠。
  • 同上 第3章 2(1)①【特定形の主な例】原文:「・伺う(←訪ねる・尋ねる・聞く)」。同じ一覧に「拝見する(←見る)」「拝借する(←借りる)」等。※本頁比較表の「拝聴する」を同型として扱う根拠。
  • 同上 第3章 2(1)② 原文:「動詞に可能の意味を添えて,かつ謙譲語Ⅰにするには,まず謙譲語Ⅰの形にした上で可能の形にする。例:伺える・お届けできる・御報告できる」。※「伺えます」が正しい形である根拠。
  • 同上 第2章 3【補足ア-1:立てるのにふさわしい<向かう先>の有無についての違い】原文:「謙譲語Ⅰの場合,例えば『先生のところに伺います。』とは言えるが,『弟のところに伺います。』は不自然である」「謙譲語Ⅰは,<向かう先> に対する敬語であるため,このように立てるのにふさわしい<向かう先>がある場合に限って使う」。
  • 同上 第2章 3【補足ア-3:「ます」との関係についての違い】原文:「謙譲語Ⅰは,『ます』を伴わずに使うこともできる。例えば,『明日先生のところに伺う(よ)。』などと,『先生』以外の人に述べることがある」「一方,謙譲語Ⅱは,一般に『ます』を伴って使う。例えば,『明日先生のところに参る(よ)。』などと述べるのは不自然である」。
  • 同上 第4章 3【13】解説2 整理表 原文:「③田中先生のところに伺います。→田中先生を立てて述べたもの。④弟のところに伺います。→自分の弟を立てて述べることになるため,誤用となる」。同解説原文:「『弟のところに伺います。』は,明らかな誤用であるのに対して,『弟のところに参ります。』は問題のない敬語の使い方である」。
  • 同上 第4章 2【10】原文(設問):「受付の人に,『担当者に伺ってください。』と言われたが,客に対する言い方としては,何だか妙な感じがした」。【解説1】「『担当者に伺ってください』の『伺う』は謙譲語Ⅰである。したがって,客の動作に用いる敬語ではない。……『担当者にお聞きください。』あるいは『担当者にお尋ねください。』とすれば良い」。【解説2】「同様に,『お聞きする』『お尋ねする』といった敬語も,『伺う』と同じ謙譲語Ⅰである。したがって,『担当者にお聞きしてください。』『担当者にお尋ねしてください。』なども『伺う』と同様に,客の動作に対しては用いることができない」。
  • 同上 第3章 6(2)「二重敬語」原文:「一つの語について,同じ種類の敬語を二重に使ったものを『二重敬語』という」「『二重敬語』は,一般に適切ではないとされている。ただし,語によっては,習慣として定着しているものもある」。【習慣として定着している二重敬語の例】原文:「・(尊敬語)お召し上がりになる,お見えになる ・(謙譲語Ⅰ)お伺いする,お伺いいたす,お伺い申し上げる」。※「お伺いする」を可とする根拠。
  • 同上 第3章 6(3)「敬語連結」【不適切な敬語連結の例】原文:「『隣の窓口で伺ってください。』のような『伺ってください』も,同様に,『隣の窓口』を立てることになるため,不適切である」。ただし同項(注)は「その行為の<向かう先>が『立てるべき人物』であって,かつ行為者が<向かう先>に比べれば『立てなくても失礼に当たらない人物』である,という条件を満たす場合に限っては,『伺ってくださる』『伺っていただく』などの形を使うことができる」として「鈴木さん,すみませんが,先生のところに伺ってくださいませんか。」を可としている。※「伺ってください」が常に不可なのではない点の根拠。
  • 同上 第1章 2(2)原文:「例えば,『行く』という意味の敬語である『伺う』と『参る』は,従来,謙譲語とまとめられているが,本答申では『伺う』を謙譲語Ⅰ,『参る』を謙譲語Ⅱとして区分けする」。
  • 同上 第2章 3【補足イ:謙譲語Ⅰと謙譲語Ⅱの両方の性質を併せ持つ敬語】原文:「『お(ご)……いたす』は,『自分側から相手側又は第三者に向かう行為について,その向かう先の人物を立てるとともに,話や文章の相手に対して丁重に述べる』という働きを持つ,『謙譲語Ⅰ』兼『謙譲語Ⅱ』である」。※「お伺いいたします」の位置づけ。
  • 《デジタル大辞泉》(小学館)「伺う」語釈原文:1「『聞く』の謙譲語。拝聴する。お聞きする。『おうわさはかねがね―・っております』」/2「『尋ねる』『問う』の謙譲語。『この件について御意見をお―・いします』」/3「『訪れる』『訪問する』の謙譲語。『明朝、こちらから―・います』」。
  • 《どんなときどう使う日本語表現文型辞典》グループ・ジャマシイ(くろしお出版)/《新完全マスター文法 N1》スリーエーネットワーク — 敬語項目のレベル判定・出題傾向の参考。